「日本酒は、飲んで味わう日本文化」 - 伊達家御用達「勝山酒造」出身の女子大生が考える日本酒の未来とは? (4/5ページ)

学生の窓口

今回が成功したら、ぜひ来年以降も継続して、規模を大きくしたいですね。

業界が必要としているのは、国内で酒造りに取り組む若き醸造家であることはもちろんのこと、日本酒の伝道師として海外に進出するマーケッターです。日本の伝統や文化を継承した日本酒を携え、海外で高く評価されることは、大きなロマンであり胸が躍るほど素晴らしいこと。その面白さとやりがいが、今日のイベントで伝わると嬉しいですね。

−−−最後に、伊澤さんの考える日本酒の最大の魅力を教えていただけますか?

日本酒は"日本人だからこそ醸せたお酒"です。移りゆく美しい四季の中で、蔵人たちの職人魂と豊かな感性によって磨かれてきた、まさに芸術品と言ってもいいものです。日本人の繊細や奥ゆかしさ、丁寧さなど、着物や、和食にも通じるような「日本人らしさ」が凝縮されている。
そういう意味で日本酒は、ただの嗜好品ではなく「飲んで味わう日本文化」です。そうした、日本酒の芯にあるものを感じながらより多くの人に味わっていただけるよう、魅力を伝えていければと思っています。

インターンイベントを終えて

イベントは盛況に終わり、伊澤さんから、改めてこの取り組みに関するコメントをいただいた。

「日本酒は造り手をもっとも色濃く映し出す酒。それだけ『人』が肝心な製造業です。酒蔵に就職したい人が、主体的に蔵を選び、自分の本望で入った蔵でモチベーション高く邁進してくれたらいいなと思っています。交流会では、参加者はもちろん、蔵元のいきいきと話す姿がとても印象に残り、企画してよかったなと感じています。
説明会後には、エントリー受付がはじまり、選考、事業立案ワークショップ、酒蔵インターンと続きます。当企画は継続開催、さらに成長させより良いものにしていくつもりです。この取り組みが日本酒を本当の意味で加速させる一助となればいいと思っています。」

彼女が繋げる若い力が、日本酒の将来を明るく照らす助けとなるか。引き続き注目したい。

「「日本酒は、飲んで味わう日本文化」 - 伊達家御用達「勝山酒造」出身の女子大生が考える日本酒の未来とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、学生ジーニアス調査隊お酒女子大生日本酒カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る