【未来探訪#009】台風で発電!エネルギーシフト時代に挑む「下町風力発電」チャレナジーの挑戦 (3/6ページ)
一方、暴風(台風)、乱流、落雷が多い日本では、設備利用率が低い(約20%)のが現状です。
そこでマグナス式。プロペラがないから強風でも停止する必要がなく、しかも垂直軸だから風向きの影響も受けない。これにより、設備利用率を上げることができ、さらに台風でも発電できる可能性があるんです。>

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■ 台風の力は日本の総発電量の約50年分

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--台風の力を電力にできるとはすごいですね。
清水氏、
<可能性はあります。しかも、国土交通省の試算によると、台風一つのエネルギーは「日本の総発電量の約50年分」に相当するそうです。もちろん、その全てのエネルギーを電力に替えることは難しいでしょうが、台風発電が実現すれば、一部でも電力として活用することが可能になります。
また、日本だけでなく、フィリピンやベトナムなど、海外にも台風やハリケーンが発生する国々は多い。そういった国々でも、安心して設置できる風力発電として、非常に有効ではないかと考えています。>
■ きっかけは福島の原発事故
--元々、清水氏は東京大学大学院修士課程を修了後、大手FA機器メーカーのキーエンスでエンジニアを務めていたとのことですが、それがなぜ、風力発電メーカーとして起業したのでしょうか?
清水氏、
<2011年に起こった福島の原発事故がきっかけですね。現場に居合わせたわけではありませんが、テレビで目の当たりにした事故状況は言わずもがなショッキングで、危機感が尋常ではありませんでした。