季節は関係ない食中毒!梅肉エキスの驚くべき効果とは!? (2/2ページ)
体調を崩したりして、胃酸の働きが弱っている時などは、酸の抗菌作用も落ちてしまうため、食中毒も起きやすくなるといわれています。
食中毒といえば夏に起きやすいイメージもあるかと思いますが、風邪などをひきやすい冬の時期も食中毒には注意が必要といえます。
梅には、クエン酸などの有機酸の成分が含まれています。これらの酸によって胃液の殺菌作用を増強し、体の外から入ってきた食中毒の原因となる細菌が増殖するのを防ぐと言われています。
減塩の梅干しでは抗菌作用も半減? 注意したいのは、現在スーパーなどでよく売られている梅干しは、減塩対策によって塩分が抜かれていることがあります。
脱塩するときに梅干しの成分も損なわれることがあり、クエン酸など含有量も少なくなるため、抗菌作用が弱くなることが多いです。
梅の効用が高くなるといわれるのが梅肉エキスです。これは青い梅から作ります。家庭でも作ることができます。青い梅をおろし器ですり下ろし、すった梅をこして、果汁を絞り、果汁を煮詰めます。
この梅肉エキスには、ピロリ菌やインフルエンザに対する効果が高められることも報告されています。
【医師からのアドバイス】 勘違いされやすいのは、お弁当などに梅干しを入れておいたら腐らないし食中毒にもならない、と思われがちなこと。実は梅にそこまでの防腐効果や殺菌効果はありません。
食中毒を防ぐには、作る人がしっかり手を洗ったり消毒すること、食べ物をあたたかいところに長く放置しないなどの保存方法に気をつける、生肉などは避けるなどが大切になります。
食中毒の予防に、梅を試してみてはいかがでしょうか。
(監修:Doctors Me 医師)