毎日怒っている日刊ゲンダイvs.安倍首相の行方|プチ鹿島の余計な下世話! (1/2ページ)

東京ブレイキングニュース

毎日怒っている日刊ゲンダイvs.安倍首相の行方|プチ鹿島の余計な下世話!
毎日怒っている日刊ゲンダイvs.安倍首相の行方|プチ鹿島の余計な下世話!

 オヤジジャーナルの特徴は「辛口で、上から目線で、でも下世話」なところだ。世の中を憂いながら次のページではゴキゲンに風俗店の特集をしている。これを嘲笑するのは簡単だ。でも上半身と下半身があるのが人間だとすると、いや、もっといえば矛盾を抱えるのが人間であるとすると、これを認めないと味わいがなくなる。

■とにかく安倍政権がキライなおじさんの叱責

「日刊ゲンダイ」というタブロイド紙がある。論調は激しい。たまに罵倒もある。でも「毎日真剣に怒っているおじさん」だと擬人化して読み始めたら、なんだかやめられなくなった。いつのまにか心の中で「ゲンダイ師匠」と呼ぶようになった。師匠の小言や叱責がたまらない体になってしまったのである。

 このゲンダイ師匠、とにかく安倍政権がキライなのだ。毎日怒っている。そして実は安倍首相もゲンダイのことを気にしているようなのだ。今から2年前、私の中では伝説となった記事があった。

・「ある夕刊紙は...」愛読者の安倍首相、日刊ゲンダイを批判?(2014年2月13日)

 安倍首相の衆院予算委員会での発言。

《「ある夕刊紙は私のことをほぼ毎日のように〈人間のくず〉と報道しております。私は別に気にしませんけどね」と笑いながら受け流した。》

 ここまで紹介してゲンダイ師匠は次のように書く。

《どうも日刊ゲンダイを指しているようだが、(略)本紙は首相のことを「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない。》

「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない。なんという切り返し。そして《麻生副総理と同様、熱心な本紙読者として知られる安倍首相。今後は2人一緒に細心の注意で熟読してもらいたい。》

 記事中の安倍首相の写真には「本紙読者として知られる安倍首相」というキャプションがあった。このあてこすり合い、言い合い。その昔プロレスラーの長州力と橋本真也が記者会見で「おいコラ、タコこら」を互いに言い合う「コラコラ問答」というのがあったのだけれど、この記事は「安倍VSゲンダイ師匠」のコラコラ問答である。

 そして先日、また事件が勃発した。

「毎日怒っている日刊ゲンダイvs.安倍首相の行方|プチ鹿島の余計な下世話!」のページです。デイリーニュースオンラインは、日刊ゲンダイ安倍首相プチ鹿島社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る