【冴え女シリーズ(11)】[マスターの不器用な優しさに]第4話(前半)「男として最低だ」

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


【冴え女シリーズ(11)】[- マスターの不器用な優しさに -]

■作品概要
信じていた親友にずっと好きだった人を取られ、傷心中の蘭。もう恋なんてしないとやさぐれる彼女の心を癒してくれるのは、行きつけの喫茶店のツナサンドとマスターの優士の淹れてくれるコーヒーだった。毒のある優士の言葉に最初はむっとしていた蘭だったが、段々彼の優しさに気づきだして・・・?


●第4話(前半)「男として最低だ」


優士「お、抑えろ俺…コイツは曲がりなりにも客・・・曲がりなりにも女・・・トレイで叩いちゃだめだ…」

蘭 「もしもし? 聞こえてるんだからね、マスターのその失礼な発言! ほんともう・・・。・・・友達は会社の同僚で、好きな人は私の上司だったの。私の上司はね、最近転属してきたんだけど、バリバリ仕事が出来る上に、私なんかにも心砕いてくれる出来た人で、憧れだった」

優士「ほぉ、それはさぞ出来た奴なんだろうな。そうか、本庄君相手にな・・・」

蘭 「なによ」

優士「いや、続けて?」

蘭 「なんか含みのある言い方だったけど・・・そんな上司の事を好きになるのなんてすぐだった。マスターほどじゃないけど、見た目だってシュッとしててかっこいいし、優しいし。それで私、友達と、どうしたらお近づきになれるかって話をしたのね。友達は凄く親身になって相談にのってくれたの。上司はなんとかが好きみたいだよとか、どこによく行くみたいだよって情報も集めてきてくれてね」

優士「ほぉ・・・」

蘭 「おかげで少しずつだけど、上司と話せる内容が増えてきて、上司も楽しそうに返してくれるから、好かれ始めてるかもって舞い上がっちゃって。友達も背中を押してくれたし、思い切ってふたりでご飯でもどうですかって、誘ったら、いいよって。いいよって言ってくれたの!」

優士「・・・よかったじゃないか」

蘭 「勤務の後に待ち合わせしてね、ご飯屋さんでお酒飲みながら、いっぱい話して、時間を忘れるくらい楽しかった。帰りは近くの駅まで送ってくださって」

優士「なんの問題もなさそうだが」

蘭 「そこまではね!」

優士「その後か」

蘭 「次の日出勤したらオフィスの皆がその事を知ってたの。ううん、隠してたわけじゃないから知ってたって不思議じゃないんだけど、友達がね。私なんかとふたりで食事に行くなんて上司は本当に優しいって、皆に聞こえる声で言いだして、私と行くなら自分とももちろん行ってくれますよねって上司に言ったの。そしたら上司はもちろんいいよって。部下思いの、優しい人だから」

優士「それは・・・」

蘭 「友達が上司とご飯を食べに行くのなんて全然かまわない。そりゃ、少しはそのちょっと思う事はあるけど、素敵な人だから、お近づきになりたいって気持ちはわかる。でも、私が行った直後にそんな事言わないでもいいんじゃないかなって。私が上司の事好きなの、知ってたのに」


【冴え女シリーズ(11)】[- マスターの不器用な優しさに -]第4話(後半)へ続く


●出演キャラクター

関優士(せきゆうし)32歳:喫茶店のマスター
本庄蘭(ほんじょうらん)28歳:OL

●声優および制作クリエイター

シナリオ:久潟椎奈
イラスト:和音ハカ
男性声優:涌井直輝
女性声優:鳥居みのり

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

●アプリダウンロード

App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474

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