一石二鳥ってホント!? 保険に入れて投資できる「外貨建て保険」とは (1/2ページ)
https://pixta.jp/
外資系生命保険会社などで販売されている、外貨建て保険はご存じですか?
「保険に入れて、しかも、外国のお金に投資できる」がうたい文句になっています。
でも、本当にそうなのでしょうか?
今回は、ファイナンシャル・プランナーの筆者が“外貨建て保険”について解説します。
■外貨建て保険って?
外貨建て保険とは、保険の支払いや保険金・年金・解約返戻金などの受け取りを、原則外国のお金でもらう(中には円でもらえるものも)保険のことです。
特徴は以下の通りです。
・80歳以上など高齢でも入れるものがある。
・保険料一時払いや年払いのものが多く、月払いができないものもある。
・保険料が自分で定めた目標金額になると、自動的に円建てになるものもある。
・為替レートが大きく動いた場合、リスクを契約者が負うものが多い。
■外貨建てMMFや外貨預金と違うの?
外貨建てMMFは、外貨にしてから翌日からでも、円貨に変えられます。外貨預金も普通預金なら翌日から円にできます。
外貨の定期預金も通常3年までの期間のものが多く、原則中途解約も可(金利は低くなります)です。外貨建て保険のように10年ほど外貨のままとっておくということはありません。
外貨建て保険の場合途中で解約すると、解約返戻金が支給されますが、多くは元本割れです。
■円高? 円安? 今後どうなる?
外貨建て保険で、「損をしない」で「得をする」には、保険料を払い込んだときより、保険金を受け取るときの方が“円安”の為替レートであることが条件です。
では、今後円はどうなるでしょう?
現在、1USドル120円前後ですが、この後、USドル125円やUSドル130円、150円など円安になれば、外貨建て保険で得をすることになります。ただし、1USドル100円になってしまえば、USドルの保険金は円建てにすると損をします。元本割れの可能性もあります。