2020~2030年の実用化を目指して開発中!? 宇宙に「発電所」を作る計画ってほんと? (1/2ページ)

現代の生活に欠かせない「電気」。家庭でもガスや太陽光で発電できるようになったいま、宇宙に発電所をつくる計画があるのはご存じでしょうか?
SSPSと呼ばれる宇宙の発電所はソーラーパネルを用いた太陽光発電で、カンタンにいえば発電専用の静止衛星。つねに「昼」を維持できるし雨や曇りの日もないので、年中無休で発電できる頼もしいシステムです。電気はレーザー光やマイクロ波を使って地球に送られるので、送電線も不要。SF映画のような光景が見られる日も、そう遠くないのです。
■太陽光発電は宇宙がお好き?
ラジコンなどに使われるモーターに電気を流すと回転するのはご存じでしょう。これは電気が磁力を起こして「力」を生むからで、発電機はこの正反対。火力や風力で発電機をまわし、磁力を使って電気を起こしているのです。大型の装置を使えば大電流を作り出せるのがメリットですが、回転する部品だけに定期的な手入れが必要。対してソーラーパネルを使った太陽光発電なら、故障したりひどく汚れない限り基本的に手放しで大丈夫。寿命も10年ほどと長いので、家庭に適した発電方法といえるでしょう。
太陽光発電は「お得」なのでしょうか? 発生した電気を売らずに使ったとしても電気代が浮くのは確実です。ただし、いつ「もと」が取れるかがポイントで、つまりは天気や日照時間次第。野菜の値段ではありませんが、悪天候が続けば高い買い物にもなりかねません。気象庁の資料から、2014年の年間日照時間と、1年間の「時間」を比較すると、
・1位 … 埼玉県・熊谷 : 2,366時間 / 27.0%
・2位 … 群馬県・前橋 : 2,344時間 / 26.8%
・3位 … 山梨県・甲府 : 2,335時間 / 26.7%
と、稼働率は3割程度……。単純計算で1年の半分が夜、昼でも晴れとは限りませんので、妥当な値といえるでしょう。