【永田町炎上】”衆愚政治”が生んだ間違いだらけの議員選び (2/3ページ)

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 政党はそれに乗じ、当選後に戦力になるかどうかなどはまったく考慮せずに、単に集票効果だけを狙った候補者を擁立しようとする。オリンピックでメダルを獲ったというだけで、ろくに国会に出てこないくせに、分不相応にも再選を企て、世話になった「生活の党」を裏切り、民主党入りを画策しているらしい谷亮子などはその代表であろう。

 2月9日、元SPEEDの今井絵理子が自民党本部で夏の参議院選への出馬会見を行ったが、今井に政治的資質や政策能力があるとはとうてい思えないし、そもそも国会議員になっていったい何がしたいのか筆者にはさっぱりわからない。これも「間違いだらけの候補者選び」の典型例だ。

■「小選挙区制」と「派閥」の教育機能の低下が閣僚を劣化させる

 それにしても昨今の日本の閣僚と国会議員の劣化が甚だしい。閣僚では甘利明前経済再生担当相が口利き疑惑で辞任し、島尻安伊子沖縄北方領土担当相は自分の所轄事項であるはずの「歯舞」という漢字が読めず、秘書官に耳打ちされてやっと国会答弁を乗り切る始末。また、丸川珠代環境相は東京電力福島第一原発事故後に定めた除染などの長期目標について「何の科学的根拠もない」などと放言し、撤回に追い込まれている。さらに岩城光英法相は衆議院予算委員会で環太平洋経済連携協定(TPP)や特定秘密保護法に関し、答弁が二転三転し、審議が止まる有様だ。

 閣僚ではないが、「政務三役」の一人である高島修一副内閣相などは甘利前大臣に代わってニュージーランドで開かれたTPP署名式に出たのはいいが、自身やブログで「ブルーチーズはおいしかった」と記載。日本の酪農関係者の心理を逆なでしたとして衆院予算委員会で謝罪に追い込まれている。

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