「5W1H」を正確に伝えている?情報発信の際にやりがちなミス (2/3ページ)
■すべての文字情報の基本は「5W1H」
だとすれば大きな意味を持つのは、「効果的なプレスリリースを、どうやって書くか?」ということであるはず。そして著者によれば、特に重要なのはタイトルなのだそうです。
基本として大切なのは、「5W1H」を的確に伝えること。
いうまでもなく「5W1H」とは、「いつ(When)」「どこで(Where)」「誰が(Who)」「なにを(What)」「なぜ(Why)」「どのように(How)」という6要素。
これを踏まえることは、プレスリリースに「限らず、すべての文字情報の基本だといえます。
文章を書くということは、誰にとっても「すでに頭のなかにあることを文字化する」ことだと著者。いいかえれば書いている本人にとっては、すでにわかっていることだというわけです。
だから、その情報をまだ知らない人に向けて発信する際には、必要なことがらをつい書き漏らしてしまうことがよくあるのだそうです。
いってみれば「5W1Hを正確に伝えていない」という基本的なミス、誰もが犯してしまう危険を持つもの。
しかし、そのミスを防ぐための心構えがあるのだといいます。それは、「この情報を知ってもらいたい!」という根本的な目的意識を強く持ち続けること。
プレスリリースとは、メディアに向けての提案書。だから著者も、「この情報が記事に役立ち、読者や視聴者のためにもなると思う」と強く思いながらプレスリリースを作成しているそうです。
■プレスリリースで重要なのは「YTT」
また、プレスリリースという特定の目的を持つ文章を書くにあたっては、5W1Hに加えて「YTT」という要素も重要なのだとか。
Y(Yesterday)、T(Today)、T(Tomorrow)という時間軸に沿って、情報の価値を表現する必要があるということ。つまり、「情報の物語」を簡潔に伝えなければならないのです。
たとえば「間違いなく人類に利便性を提供する新商品の発売」という情報を発信するのなら、伝えるべきはその商品の性能という現在的な価値だけではないといいます。