何だよこの愛らしさ!室町時代の脱力系絵巻「築島物語絵巻」のユルかわさがかなりハイクラス (1/2ページ)
室町時代に作られた2巻10図からなる絵巻「築島物語絵巻」の素朴さがたまりません!
Japaaanでは江戸時代に描かれた日本画を紹介することが多いのですが、今回は室町時代に描かれたとっても愛らしい作品を紹介します。
日本民藝館が所蔵する「築島物語絵巻」は説話画というものに分類される絵巻で、平清盛の経ヶ島築島の同名の逸話を絵巻にしたもの。
物語の内容は、平清盛が岬に港のための人工島・築島を造成しようとするが潮が荒くなかなか工事が進まない。そこで工事がうまく進むように成就のために人柱を立てる・・・というかなりシリアスな内容。
しかし、、、描かれている建物、人、自然、すべてがゆるく可愛らしいのです。
これは誰が見ても頬が緩んでしまう愛らしさ!
「築島物語絵巻」は思想家であり日本民藝館の設立者でもある柳宗悦(やなぎむねよし)の調査によって、平清盛の逸話を描いたものであることが判明。
出典: 夏目書房ブログ
上部、建物に閉じ込められた人々の描き方にためらいや「うまく描いてやろう」といった欲など一切感じられません。こういったところがこの作品の魅力。
