虫歯予防だけじゃない!「しっかりかむ子」が持つ優れた能力6つ (1/2ページ)
子どもと食事する際に気になるのが、「ちゃんと噛んでいるのかしら?」といった悩みです。
口に入れたと思ったらゴックン、なんて子はいませんか~?
なんと弥生時代は、1回の食事に約4,000回も噛んでいたそうです。それが食生活の変化により、現代人は約600回にまで減少したというから驚きです!
そこで今回は、“しっかり噛むことによる子どもへの好影響”についてお伝えします。
■ 生活習慣の変化がもたらす噛む力の低下
味の素の行なったアンケート結果によれば、子どもの好きなメニュー1位はハンバーグ。そして2位がカレー。どちらも、よく噛まずに飲み込めてしまう食事の代表です。もちろんこれらのメニューが美味しいのはわかりますが、よく噛んで食事しないと噛む力や顎の発達が悪くなります。
離乳食から1~2歳の幼児食前期は、よく噛むことを覚えさせる時期。1口の量を適切に、よく噛んでから飲み込む、という習慣をつけてあげましょう。
■ 間違った習慣は全身に悪影響
片方の顎だけで噛むと、よく噛む方の歯ばかりがすり減り、かみ合わせや顎がずれてしまいます。バランスよく、左右の歯を使ってかみましょう。顎関節の歪みは、顔がゆがんだり、肩こり、腰痛や股関節痛など、見えないところで全身への影響があるのです。
子どもがうまくかめない原因として、乳臼歯がまだ生えていないといった“歯並び”、床に足がついていない“姿勢”、痛くてかめない“虫歯”、などが考えられます。まずは食べる環境を整えてあげましょう。
■ 「しっかりかむ」ことの6つのメリット
(1)肥満を防ぐ
よく噛んでゆっくり食べると、血糖値が上昇し、お腹がいっぱいになったと感じ、食べ過ぎを防ぎます。また、消化吸収を助けてくれます。
(2)味覚が発達する
ご飯をよく噛んで食べると甘く感じますよね。噛むことで食べ物本来の美味しさを感じ、味覚が発達するのです。
(3)はっきり発音できる
毎日よく噛むことで顎が鍛えられ、話すときも口の動きがスムーズになります。歯並びもよくなるので、話しやすくなります。