人気料理家が明かす「365日」自宅で料理できるようになる秘訣 (2/4ページ)
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料理
■自分の料理を「食べてくれないと嫌」だったから
さらにお話を聞くと、宮川さんの育った環境も大きく関係していました。
「料理は私の実家では母が仕出し屋(いまでいうケータリング)を営んでいました。調理場ではやっぱり、ダンドリが大事です。
手順を間違えて人様に出せない料理になってしまったら、商売にならないし『食材に悪いだろ!』となります。厳しいと感じるかもしれませんが、いっていることは正しいんです。
家族に出す料理も、おいしくなきゃダメ、食べてくれなければ嫌でしょう。私だっておいしさの法則に気づくまでは、煮物の味つけに失敗して、カレー粉を入れてごまかしたこともあるんですよ」(宮川さん)
つまり、「食材を無駄にしたくない!」という強い気持ちと「家族においしい料理を食べてほしい!」という愛情も、毎日の料理の大きなモチベーションだった様子。
たとえ自分のための料理でも、「いつか自分の料理を食べてほしい」と思うと毎日料理をしたくなるのではないでしょうか。
いま、食品ロスは社会問題にもなっています。料理するときは、「買った食材は誠意をもっておいしく使い切る」と考えることも大事なんですよね。
■まずはNHK『きょうの料理』レシピをつくろう
それでは、料理初心者はどんな料理からはじめればいいのでしょうか? 宮川さんは最初、『きょうの料理』をメモしていたそうです。
「寿退社して専業主婦になったものの、最初は料理の基本すら知りませんから、NHKの『きょうの料理』をテレビにかじりつくようにして見ていました。毎日放送時間にテレビの前に座ってメモを取るんです。
結婚するまで料理なんてしなかったんだから、最初はもう、失敗の連続ですよ。だけどやらなきゃいけないから、まず失敗の原因を考えます。