ビジネスメールで「追伸」を付けるのってアリ? ナシ? (1/2ページ)

フレッシャーズ

文中で、書き忘れた一言を書き足すのが「追伸」。結びの一文を終えた後に、さらに書き足しがあれば……つい注目してしまいますよね。手紙の世界では、ごく日常的に使われている「追伸」ですが、ビジネスメールで使うのはアリ? それともナシ? 基本のマナーを紹介します。

■追伸=書き足し

追伸とは、文中で書き忘れたことを文末に書き足すことを言います。手紙で「追伸」が多く用いられるのは、「あ! 書くのを忘れた!」と思ったときに、書き直すことが不可能だから。つまりは、「追伸」=「書き直しの手間を省くための処置」というわけですね。こうした意味では、ビジネスに関連したやりとりで追伸を使うのは失礼にあたります。メールでのやりとりであれば、さらに注意が必要! 書き足したり、手直しを加えたりすることは、メールならそれほど苦ではありません。それにも関わらず、書き直す手間を省いたと思われてしまう可能性も高いです。

■気心の知れた相手ならOKの場合も

とはいえ、文末に追伸があると、「なんだろう?」と注目したくなる方も多いはずです。状況を踏まえて上手に活用することができれば、大幅な印象アップにつながることも! ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

まず大切なのは、使う相手を選ぶことです。ビジネスメールに追伸はNGというのが基本ですから、上司や目上の人、また初めてやりとりをする人の場合は避けてください。何度もメールをやりとりしていて、お互いに気心が知れているような場合に使うのがオススメ。また追伸に記す内容は「たとえ読まずに削除されたとしても、問題にならないこと」が基本です。相手を気遣う一言や、相手の行動に対するちょっとしたお礼など……。間違っても、大切な仕事の要件について伝えるのは避けてください。「1通のメールに伝えたいことは1つ」というのが大原則ですから、別のメールにして送信するのがベストです。

「ビジネスメールで「追伸」を付けるのってアリ? ナシ?」のページです。デイリーニュースオンラインは、大人の常識一般常識ビジネスマナーメールマナーカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る