【プロ野球】ひと足先に開幕!今季はウエスタン・リーグが面白い (1/2ページ)

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ファーム開幕3連敗を喫した阪神2軍。掛布新監督の笑顔は見られるのか?
ファーム開幕3連敗を喫した阪神2軍。掛布新監督の笑顔は見られるのか?

 3月25日に開幕する2016年のプロ野球公式戦。1軍よりひと足お先に、12日にはイースタン・リーグ、15日にはウエスタン・リーグが開幕した。

 今季のファームは、両リーグ合わせた12球団中、10球団で新たな指揮官が就任。特に中日、阪神、オリックス、広島、ソフトバンクの5球団で構成されるウエスタン・リーグは、掛布雅之(阪神)や小笠原道大(中日)らが新監督に就任して話題を集めた。今回は開幕を迎えたウエスタン・リーグにスポットを当ててみよう。

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■大学生に負けた阪神2軍

 公式戦開幕前の3月8日には、鳴尾浜球場で近畿大学とプロ・大学交流戦を行った阪神2軍。この試合では今秋のドラフト候補でもある、近畿大の畠世周(近大福山高)が先発登板して5イニングを投げた。140キロ台後半のストレートに加え、カーブ系の変化球など緩急を使い分け、阪神打線を3安打2奪三振に抑えて好投。結果、プロ球団が大学生相手に0-1で敗れてしまう。この精神的ダメージを受けたのか、阪神2軍は開幕戦から連敗スタート。小笠原道大新監督率いる中日に3連敗を食らってしまった。

 しかし阪神には、帝京大からドラフト5位で入団した新人・青柳晃洋や、昨季はBCリーグの福井ミラクルエレファンツで武者修行を積んだ佐村トラヴィス幹久など、飛躍を期待できる投手もいる。右のサイドハンドの青柳は、変化球主体の投手でスライダーのキレ具合が面白い。佐村は課題の制球力を克服すれば、ホップするようなストレートは打者にとって驚異となるだろう。

■新球場で開幕を迎えるソフトバンクの2・3軍

 ウエスタンで注目を浴びるのは阪神だけではない。ご存じ、3軍制を敷くソフトバンクは選手育成のメイン球場として、「タマホームスタジアム筑後」を完成させた。こけら落としとなる、3月19・20日の対広島2軍戦のチケットは、完売するほどの盛り上がりをみせている。

 選手層の厚さは12球団トップクラスを誇るソフトバンク。育成選手のなかではともに3年目の捕手・張本優太や内野手の曽根海成に期待したい。特に曽根は、フェニックスリーグでは鼻を骨折しながらプレーしたガッツある選手だ。

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