本来テレビCMは会社や商品を宣伝するためのものですが、ただの宣伝には終わらずクオリティーが高くて、視聴者に強い印象を残すものがあります。今回は、そういったものの中から「もう一度見たくなる爆笑テレビCM」をピックアップしてご紹介します。

■いつ見ても笑える！ 爆笑CM

●『ホットペッパー』 関西弁のアテレコが絶妙！

創刊当初のCMでは、洋画風の映像に関西弁でアテレコをしていました。合っているようで合っていない映像とせりふのギャップが笑えます。お薦めは、車に向かう男性を呼び止める女性というシチュエーションのもの。映像だけ見るとよくあるカップルのけんかなのですが、せりふは「ホットペッパーがタダかどうか」を確認するというもの。質問された男性は「タダや言うとるやないか！ さっきから何回も!!」とブチ切れ(笑)。絶妙な映像とせりふの融合でした。

●『虫コナーズ』 おばさんのパワーはすごい！

『虫コナーズ』のCMではパワフルなおばさんたちが登場するインパクト大なものがあります。お薦めはバブル時代を意識したバージョン。洗濯物が干してある家の前で、3人のおばさんが歌って踊りまくっています。ボディコンに身を包み、扇子を持って踊る姿は強烈！ また、バブル時代の自分を振り返る自虐的な歌詞が面白いです。CMの最後につぶやく「あーしんど」というせりふも最高。「おばさんのパワーはすごい」と改めて感じさせられるCMです。

●『消臭ポット』 ユニークな踊りと耳に残る音楽

楽しい感じのする「消臭ポット」のCMです。それぞれに消臭ポットを持った子供と中年男性たちが、軽快なCMソングに合わせながらユニークなダンスを踊ります。この世界観がシュールで不思議。「ぷるぷる香るー♪」という音楽が耳に残り、後からじわじわと込み上げる面白さがあります。