意外と知らない! スギ・ヒノキ以外の花粉のピークっていつなの? (1/3ページ)

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花粉には一年で一番飛散量が多くなるタイミングがあり、例えば今の時期だとスギ花粉が全国的に多く飛散しています。しかし他にも花粉症の原因となる物質が幾つもあり、またそれぞれに飛散のピークが異なったりするのです。今回は、スギ花粉だけじゃない、花粉症の原因物質の飛散ピークを調べてみました。

■スギ・ヒノキのピークが過ぎても油断できない!?

この時期皆さんの目や鼻を大いに悩ませているスギ・ヒノキ花粉。環境省が2016年1月28日に出した「平成28年春の花粉飛散予測(第2報)」という花粉の飛散状況の予測データによると、日本の各地域のスギ・ヒノキ花粉の飛散ピークは、

・東北地方:3月上旬-下旬
・関東地方:2月下旬-3月上旬
・北陸地方:3月上旬
・甲信地方:2月下旬-3月中旬
・近畿地方:3月上旬
・東海地方:3月上旬-下旬
・中国地方:2月下旬-3月上旬
・四国地方:3月中旬-下旬
・九州地方:2月下旬

と、このようになっています。読者の皆さんの中には、飛散ピークを過ぎたという地域もあるかもしれません。しかしまだ油断はできません。花粉症の原因となる物質は他にもあり、まだこれからの季節にピークを迎えるのです。

■長く飛散が続くイネ花粉に要注意!

環境省の『花粉症環境保健マニュアル』によると、これまでに約60種類もの花粉アレルギーが報告されており、その中で花粉症に当たるのは約50種類。一番多いのはスギ・ヒノキ花粉による花粉症ですが、他にも

・ハンノキ
・カモガヤ
・ブタクサ
・ヨモギ
・シラカンバ
・イネ
・カナムグラ

といった植物の花粉による花粉症も多く見られます。ではこうした植物の花粉は、いつが飛散のピークになるのでしょうか。

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