3つに分けて管理すべし!FP直伝「誰でも簡単にできる貯蓄法」 (3/3ページ)

Suzie(スージー)

一般的な例としてよくお話しするのですが、ご主人年収500万円、奥さんパートで年収100万円の場合、夫婦で合計600万円の収入です。

600万円の15%は90万円ですから、奥さんの収入を手つかずで残せば、簡単に15%の純預金はまかなえる計算になります。90万円をコツコツ20年貯めれば、1,800万円。30年貯めれば2700万円にもなるのです。

納税準備預金も、目的別預金も、そして純預金も、大事なのは「いかに計画的に貯蓄するか」ということ。

もちろん、15%の純預金を実現できたら理想的ですが、子育て真っ最中の場合は現実的に難しくもあります。そこで当面のスタート段階では、目的別預金と純預金の合計で15%の貯蓄ができることを目標にしましょう。

たとえば、「ご主人の年収で支出面はやりくりできるようにしておき、奥さんの収入は全額貯蓄回す」という家計をつくるわけです。

逆にいえば、奥さんがパートに出かけられない間は、貯蓄を増やすことができないかもしれません。そういう時期もありますから、焦って神経質になりすぎるのもよくないということです。

(文/ファイナンシャルプランナー・岡崎充輝)

【参考】

岡崎充輝(2015)『20代・30代で知っておきたい これからかかるお金で困らない本』日本実業出版社

suzie.20150505

「3つに分けて管理すべし!FP直伝「誰でも簡単にできる貯蓄法」」のページです。デイリーニュースオンラインは、貯金女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る