【最強】伝書鳩すげええええ! 紀元前から20世紀まで現役で活動 / 伝達成功率は95% (3/4ページ)

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・小さなリュックを背負わせた伝令犬まで登場
また、鳩の他に犬も通信に使われることがありました。小さなリュックサックのようなものを背負わせ、その中に文書を入れて運ばせる「伝令犬」というものです。しかし、鳩は猛禽類に襲われたり、磁気の影響で帰巣本能が乱されることがあり、犬は銃撃・砲撃に怯えてしまって役目を果たせないということも度々起きていました。

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・特殊な訓練を受けた伝書鳩
第二次世界大戦ともなると銃火器がかなり発達していますし、人間ですら爆音や戦況でのストレスでノイローゼになることは珍しくないですからね……。また、旧日本軍では「移動鳩」という特殊な訓練を受けた伝書鳩がいたといわれています。

・戦場に設置された移動式の鳩舎
上記の通り、伝書鳩は基本的に帰巣本能を利用したものですが、移動鳩は「戦場に設置された移動式の鳩舎に戻ってくるよう、しつけられた鳩」でした。つまり、鳩舎を持ち運べればどこでも連絡が取れた……かもしれないわけです。

・ロストテクノロジーと化す
日本で伝書鳩の研究が始まったのは、上記の通り明治時代。ということは、第二次世界大戦時では「伝書鳩」という概念が伝わってからたった数十年しか経っていなかったはずなのですけれども……よくそんな訓練法を考案できたものです。しかし、この訓練法は記録が少なく、ロストテクノロジーと化しています。軍事利用されていたものですから、教本がGHQに接収されてしまったか、自主的に処分してしまったのでしょうか。

・鳩の知能は優れている
「鳩は絵を見分けることができる」「タッチパネルの操作ができる」など、最近は鳩の知能が優れているという研究結果もいくつか出ています。

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