癌の酸素吸収を停止し死滅させる世界初のペプチド治療法を発見〜癌の驚異的な成長要因は、癌細胞が持つ効率的な酸素供給メカニズムにある〜 (3/4ページ)

バリュープレス




3.本研究成果の概要

癌細胞の生存&成長プロセスのメカニズムを解明した弊社では、そのプロセスの初期段階であるEpo-EpoR反応の阻止に焦点を当て、EpoRに対して「Epoの代替ホルモンとなるペプチド」を結合させることで酸素供給を止め、癌を酸欠状態に陥れて死滅させる技術を開発しました。研究の結果、EpoRと結合する複数のペプチドの中でEpo mimetic peptide 9(EMP9)が、最も結合力が高く癌細胞内の酸素量を低下させるペプチドであることを発見しました。

EMP9はアミノ酸20残基で構成され水溶性が高いペプチドで、骨髄内に存在する赤芽球上のEpoRとは結合せず、“癌細胞が持つEpoRとのみ結合”することが分かっております。ゆえに、体内での酸素産出機能に影響を及ぼすことなく癌細胞を死滅させることができ、安全性が高く副作用の少ない癌の根治治療薬となります。

EMP9によるセルペップ技術の効果
①成長停止:Epo-EpoR反応を止め栄養血管の破壊による血液流入を遮断
②死滅:酸欠状態により癌細胞の生存活動を停止
③消滅:癌細胞内外のCa濃度を上昇させ細胞の石灰化と免疫細胞の浸潤誘導

4.今後の展望

当治療法は、特定の癌に対する治療法ではなく、ほぼすべての癌細胞に共通する作用を阻止する仕組みであるため、将来的には癌治療法の基礎となる技術になり得ると考えております。そのような中で弊社としては、セルペップ技術による新薬の第一弾は、女性である代表安田の意思により「各大学の婦人科の教授の協力の下で、世界中の女性の希望を奪う【卵巣癌】の治療薬の開発(他の臓器への転移も見られる再発性卵巣癌を含む)」に取り組んで参ります。またその後は、子宮筋腫や子宮頸癌といったウィメンズヘルス領域を皮切りに、肺癌や肝癌などのすべての癌治療薬の開発に着手し、一人でも多くの癌に苦しむ人々を救うことを目的と致します。

【株式会社セルペップ代表取締役 安田 佳子の経歴】
1938年生まれ。京都大学大学院医学研究科博士課程(生理系専攻) 終了。
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