アイヌ民族が話すアイヌ語で民話を聞くことができるデータベース「アイヌ語口承文芸コーパス」が公開される。 (2/3ページ)

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アイヌ語口承文芸コーパス ー音声・グロス付き-


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 この音声は、かつて北海道でアイヌ民話を語り継いでいた沙流川流域出身の木村きみさん(1900-1988)のアイヌ語沙流方言だ。アイヌ語には文字がないため、聞き取ったことばはカタカナとローマ字で表記され、そこに日本語と英語の訳と単語ごとの詳細な解説がつけられている。

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アイヌの一族(1863年から1870年代) wikipedia

 アイヌ語はかつて北海道、樺太、千島列島で暮らしていたアイヌ民族の言語であり、口承で受け継がれていた言語のため文書として残っている記録がほとんどない。

 現在アイヌ語を継承しているアイヌ民族の数が極めて少ないため、アイヌ語は近いうちに消滅してしまう消滅危機言語の一つとなっている。
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