【待機児童問題】本当に解決する気あるのか?安倍政権のトンデモ対策案 (3/3ページ)
子供の命が関わる局面で、「帳簿上の数字があってればオッケー」などというお役所思考を持ち込むのは勘弁していただきたい。
政府が待機児童問題に目を向け、動いてくれようとしている点は評価するが、それでも出てきた案が最悪すぎる。国の未来がかかった話なのだから、その場凌ぎのヤッツケ対応だけは絶対にさせてはならない。何でも緩和すればいいわけじゃないという話は、小泉政権時代に散々学んだことではなかったのか。
とにもかくにも、金の臭いを嗅ぎ付けて妙な連中が入り込んで来ないように監視する方法と、もしもの場合の罰則規定、それと子供達の安全をいかに保障するかの3点についてだけでも、具体的な案を示して欲しい。それが無ければ、危なすぎて子供を預けたくても預けられるわけがないだろう。
Written by 荒井禎雄
Photo by Fabrice Le Coq