ネガティブな子どもをつくる親の言動 (1/2ページ)

新刊JP

『夢を叶える! 0.1秒で人は変われる!』(しちだ・教育研究所/刊)
『夢を叶える! 0.1秒で人は変われる!』(しちだ・教育研究所/刊)

 もしも、「あなたは自分のことが好きですか?」とストレートに聞かれたとして、あなたは「好きです」と答える自信があるだろうか。
 また、「日本の子どもは他の先進諸国に比べて、自己肯定感が低い」ということがよく言われるが、なぜそのような状況に陥ってしまったのだろうか。
 
 『夢を叶える! 0.1秒で人は変われる!』(しちだ・教育研究所/刊)の著者、尾崎さんの実体験をもとに、子どもが健全に自尊感情を育む上で、本人ができること、周囲の大人がやってはいけないことなどを聞いた。

――尾崎さんのもとを訪れる人に、いつもまず伝えることはどのようなことなのでしょうか。

尾崎:「自分を好きになりましょう」ということですね。インタビューの中編でお話した「我が子を愛せない母親」の例にも言えることですが、「悩み」の原因を突き詰めていくと「自分嫌い」という問題に行き着くことが少なくありません。

つまり、この問題を解決しさえすれば、かなりの悩みを解消できるということが経験的に分かっているのです。

――自分を嫌いになってしまう原因として、どのようなものがあるのでしょうか。

尾崎:「自己批判」ですね。子ども時代、周りが自分を否定的に扱うと、たえず自分を責め続ける、自己批判の状態に陥ってしまいます。

たとえば、子どものころ太っていたとしても、周りに「かわいいね」と言われながら育てば、劣等感は生まれません。

つまり、価値がある存在として大事にされれば、自分を愛せるようになる。その逆も然りです。

――その意味でいうと、尾崎さん自身は、子ども時代、周囲の人からどのように扱われていたと思いますか。

尾崎:「あんたは暗い人間や」と言われながら育ちました。つまり、「価値がない存在」として扱われていた。

その影響か、小学校五年生くらいまで、人とまったく喋れませんでした。「自分は本当に暗くて、価値のない人間なんだ」と思い込んでいたのです。

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