差別する意識が子どもに育つからダメ!過敏すぎる親の「防犯NG行動」って? (1/2ページ)
埼玉県で当時13歳の女子中学生を誘拐し、2年間に渡り監禁していたという衝撃のニュースが話題となりましたが、幼児の誘拐事件も後を絶ちません。子どもの身に起こる危険を察知して親は安全対策をとっていかなくてはなりません。
しかし“知らない人をみんな不審者と思え”という教育は果たして子どもにどう影響を与えるのでしょうか?
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が過敏過ぎる親の反応についてお話します。
■成長に応じて子どもに教えておきたいこと
小学生になれば親は学校の送迎はせず、一人登下校をする子がほとんどです。そんな通学途中に「可愛い子だなあ」と不審者に目を付けられてしまう危険もあります。ですから、子ども自身にも普段から防犯意識を持たせなければなりません。
例えば、以下のようなことを成長に応じて教えておく必要があります。
・「『ママが交通事故にあって病院に運ばれたんだよ。おじさんが車できみを病院まで連れて行ってあげる』と言われても嘘だから絶対に付いて行ってはいけない」と話をしておく
・(小学校になったら)防犯ブザーを持たせる
・暑いからと露出度の高い服を無暗に着せない
・出来るだけ人通りの多い道を歩く
■過敏過ぎる親のNG防犯行動
いっぽうで、防犯に対して過敏になっている親がいることも確かです。
ある青年がいました。知的遅れのある自閉症です。その青年はボールが好きでした。昼休みの時間、公園のベンチでジュースを飲むのが日課です。ある日、ベンチに座っていたらコロコロと子どもが遊んでいたボールが足元に転がってきました。
彼はボールを拾い上げると子どもに渡しました。すると、そのママは「ありがとうございます」とお礼を言うどころか、サッと子どもを抱きかかえ携帯電話を出しました。そして青年の様子をみて不審者だと感じたのか警察へ通報しました。
警察はその青年をみると「また、きみだね」と慣れたふうに警察へ連行していき、青年の保護者に引き取りに来てもらいます。