地方アイドルカフェ運営のリアル:瀬名あゆむ連載41 (4/6ページ)
狙って出せるもんじゃないことは確かだね(笑) だいたい千葉ちゃんも私も「いまどきのアイドル事情」とか「アキバ系のお店状況」にはすごく詳しいわけじゃなかったから、コンセプトに関しては「なるようになるよね!」ってノリだったかもしれない。
千葉●実際にそういう知識量に関してはお客様やファンの方にはかなわないなと思いました。秋葉原に通われてるお客様も多いですし、そういう方にはもうこちらから教えをこうようにしてました。
瀬名●お店の立ち上げに求人広告が間に合わなくて、最初は私と私のギャル友達とか中心でキャストをまかなったんだよね。ギャルのコたちなんかはアイドルがわからなくて、お客さんが先生になって教えてくださったりして。
千葉●それでもなぜか初日からずっとお客様が来てくれて、すぐ常連様になってくれました。ありがたくも不思議でした。
瀬名●なんだろう、それこそ「実在版アイドルカフェ育成ゲーム」みたいな感覚で通ってくれたんじゃないのかなぁ。本当にお客様の優しさに恵まれました。それでようやく求人広告を出せたら、いきなりすごい人数の応募があったんだよね。
千葉●1回目の求人で20人以上採用できました。キャストのほとんどがアイドルファンでした。こんなにもアイドル好きの女の子がいるんだって驚きました。
瀬名●「アイドルに興味はあるけれど、オーディション受けたりするまでじゃなくて…」みたいなコたちが、地方にはそれなりにたくさん存在してたんだね。
千葉●今現在も応募は多数あります。それもツイッター経由が多いんです。2ねん8くみの公式ツイッターでキャストたちが歌ったり踊ったりしている写真や動画を観て「私もやってみたい」と面接に来てくれるんです。うちの店自体が学校の教室みたいだから安心感があるみたいですね。その結果、現役女子高生のキャストがどんどん増えて、平均年齢も毎週下がっている状態です。「文化祭の模擬店感」もさらに増してるかもしれないです。