地方アイドルカフェ運営のリアル:瀬名あゆむ連載41 (2/6ページ)

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千葉●店を立ち上げるにあたって秋葉原のメイド喫茶とかアイドルカフェも視察しましたけれど、これを仙台でやって「経営が成り立つかな?」っていうのは正直ありました。秋葉原のそういうお店は『コンセプトカフェ』というジャンルで、メイドさんを始めとしてコンセプトがかっちり決まってるお店ばかりなんですよね。なんていうか、マニアの方をうならせるような完成度の高いお店。そういうのに太刀打ちできるのかなぁという……。
瀬名●本当にそう。正直、秋葉原みたいなのを目指すのは、いろんな意味でキツいなぁって思ったよね。でも秋葉原の場合、お店の数が凄く多くて常に競争してる。それに基本料金が高いと思った。あと、いろんなサービスやアトラクションが用意されていて、それこそお客様にいっぱいお金を使ってもらおうってコンセプトだよね。
千葉●それは僕も思いました。すごく考えてある反面、かなりガッツリとビジネスライクなんだなと。秋葉原という競争の激しい土地で、賃貸料も高ければ、やっぱりいわゆる客単価をできるだけ高くしていかないと生き残れないんでしょう。
瀬名●でもね、私は『2ねん8くみ』をできるだけ「お客様からお金をとらないお店」にもしたかったんですよ。安心してまったり楽しんで貰えるお店にしたかった。秋葉原なら難しくても、仙台ならできるのかもしれないと思ったし……。
千葉●それで「テーブルチャージ1時間500円・1ドリンク500円~」の料金設定にしたんですね。さらに開店11時~17時の時間帯は会員なら1ドリンクサービス。でもいくらなんでも「安すぎませんか?」ってことになりましたよね?
瀬名●生々しい話だけどね。マスター1人・ウェイトレス1人みたいな喫茶店ならいいけど、女の子キャストを何人も雇うアイドルカフェがその価格設定で成り立つのかって。
千葉●でもそれが成り立っちゃいました。料金が手頃なこともあって、開店当初から常連になってくださるお客様がどんどん増えました。昼と夜の2度来てくださるお客様も何人もいて。
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