真田丸で話題の小諸城を再現! 長野大学の小諸城デジタルアーカイブプロジェクトって? (1/3ページ)

長野大学の学生が、長野県小諸市の歴史的文化財である小諸城の「3Dデジタルアーカイブ」を行っています。これは企業情報学部の田中ゼミが、長野県小諸市の「小諸フィルムコミッション」と共同で行っているもの。今回は、この活動に参加している大学生にお話を伺いました。
■110点もの古文書に基づく正確なモデリング

まず、学生にお話を伺う前に、田中ゼミの田中法博先生に今回のプロジェクトについて聞いてみました。
――このプロジェクトが発足したきっかけを教えてください
田中先生 私たちのゼミでは、もともと長野大学の施設をCGで再現する活動を行っていたのですが、小諸フィルムコミッションの会長である牧野和人さんから「小諸城のCG再現」のお話を頂きました。牧野さんは小諸城を治めていた人物の末裔(まつえい)でして、「小諸城をもっと多くの人に知ってもらいたい」ということで今回のプロジェクトが発足しました。
――3Dデジタルアーカイブの作業はどういった内容だったのでしょうか。
田中先生 まず残されている古文書の記録からスタートしました。古文書には城の寸法や間取りが残されており、それを基に3DCGで形状復元を行いました。よく昔の城の3D復元がされていますが、その多くは古文書などの詳細な資料が残されておらず、わからない部分は想像図として復元されることがよくあります。しかし今回は110点以上の詳細に描かれた小諸城城郭絵図などの古文書を基にしているため史実に基づいたCG復元ができていると考えています。