真田丸で話題の小諸城を再現! 長野大学の小諸城デジタルアーカイブプロジェクトって? (3/3ページ)
――その他にこれは勉強になったということはありますか?
櫻井さん 資料の中には、単なる図面だけでなく当時の建物の工法についても記された資料がありました。こういった資料から、当時の建造物の工法について学ぶことができたのが良かったと思います。そこから建築用語を覚えながら、当時の工法に基づいてCGを復元する作業をします。古文書を読み解いていくと建築用語が数多く登場します。中には現在も使われている建築用語も幾つかあり、現在の建造物と当時のお城の対比ができて興味深いと思いました。
■今後は内部の再現に挑む

――今後はどのようなことに挑戦されますか?
櫻井さん 小諸城の外側はできましたので、次は部屋の中などの内部の再現に取り掛かります。
――内部の情報も古文書に残っているのですか?
櫻井さん そうですね。ふすまがどこにあったのか、どの位置に何があったのかなども残されていますので、それに基づいて再現していきたいと思います。
――その他に展望を教えてください。
櫻井さん やはり「小諸城のCGを完成させること」が一番の目標です。完成させたCGを見ることで、より多くの人に小諸城のことを知ってもらいたいですね。それに向けて努力したいと思います。
――ありがとうございました!
小諸城という重要文化財を3Dで再現し、アーカイブを行っている櫻井さんをはじめとする田中ゼミの皆さん。もしかしたら、今後はさまざまな地域の文化財のアーカイブを行われるかもしれませんね。
取材協力/写真提供:長野大学
(中田ボンベ@dcp)