新種発見無限大。これまで地球で特定された種は全体のわずか0.001%以下にすぎない(米研究) (2/3ページ)
最近まで、自然環境における微生物種の数を正しく推定するツールがなかったのです。
しかし最新の遺伝子解読技術の登場によって、これまでなかったほどに大きな情報が得られました こうした最新ツールによって、存在可能な微生物の数について全く新しい知見がもたらされた。それは少量の土の中に存在するごく小さな種についても推測できるほどだ。
高性能配列解読装置が登場する以前は、100の個体から多様性について推測していたが、実のところ1gの土の中には10億もの微生物が存在しており、地球上の総数はその20桁は大きいのだ。
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また未発見種の数の推定に当たっては、アメリカ国立衛生研究所のヒューマン・バイオーム・プロジェクトやタラ海洋調査、地球マイクロバイオーム・プロジェクトからの最新データも利用された。
「生物多様性を生物の個体数から計測できるものか疑わしく思っています」と話すのはやはり研究に参加した生物学者ケネス・J・ロシー氏だ。
膨大なデータを解析した結果、個体数と生物多様性の関係に関する単純だが明確な傾向が判明したという。その1つは生物界において最も広く見られるパターンであるそうだ。
こうしたスケーリングから地球には最大1兆種が存在し、99.999%は未発見のままであると推定された。こうなると全種が発見される日が来ることなど、もはや想像できないだろう。
地球上には私たちの銀河に存在する星々よりも多くの微生物が生息しているかもしれないのだ。今回の発見は、おそらくは生物の系統樹の見方を全く変えて、生物学の教科書を書き換えてしまうような衝撃を与えることだろう。