参院選出馬の元女優・高樹沙耶が”大麻解禁”にこだわるワケとは? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

賛否を呼んでいる高樹沙耶氏の発言(※写真はイメージです)
賛否を呼んでいる高樹沙耶氏の発言(※写真はイメージです)

 ナチュラリストで元女優の高樹沙耶氏(52)が10日、夏の参院選に「新党改革」から出馬予定であることを表明した。出馬にあたって、”脱原発”と”医療大麻の解禁”を推し進めていく意向を明らかにしており、賛否を呼んでいる。

■”大麻解禁”アイディアに賛否

 女優や作詞家として知られ、かつて刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)にも出演していた高樹氏。10日に銀座へくり出して、東京都選挙区から出馬するにあたって、大麻や原発について演説した。ここ最近は本名の「益戸育江」名義で活動していたが、出馬にあたって芸名の「高樹沙耶」を再び用いている。

 今回注目されているのは、大麻の合法化について。高樹氏は有権者に「皆様もご自身で(大麻について)お調べの上、ぜひ議論をしていただいて、応援をよろしくお願いいたします」と呼びかけている。

 高樹氏が大麻の効用を語って話題になったのは2012年。自身のブログで大麻草検証委員会の幹事をつとめていると明かし、「大麻は持続可能な暮らしをサポートする大切な天然資源の一つと以前から思っていました。私個人の感覚からしましては、お酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感を得られる、そしてアンチエイジングには最高の植物」「痲薬でなく、地球上に自然に生えている植物という事、そして人間の使い方によりとても生活に役立つ物なのです!これは揺るがぬ真実検証委員会は法が変わるまでしつこくやり続けます!」と大麻に対する思いをにじませていた。

 "大麻は非合法のもの"というイメージが強いだけに、その主張はメディアでもネガティブに取り上げられることが少なくなかった。高樹氏は世間の反応についてブログに「大麻草に関する法律を変えたいという思いの今騒いでいただく事はある意味感謝です」と記した。

 今回の出馬は、国民に対して大麻合法のアイデアを問う格好だ。「家族や自分ががんにかかった時に大麻が選択できないなんて怖い」「たしかに自然の生薬を法律で禁止するってのは異常」と賛同意見がある一方、「胡散臭い」と懐疑的な意見も目立つ。

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