中国マフィアが「日本の不良」を“爆買い”している!? (2/3ページ)
高値で取り引きされているという。この注射液、本来は更年期障害、肝機能障害改善のための医薬品。したがって診療を受け、処方箋をもらわなければ購入できない。「そこで小遣いが欲しい製薬会社の不良社員、借金漬けの医者などのコネを開拓し、横流ししてもらう。正価1本約200円のところ、末端では15倍の3000円ほどで、いくらでも捌ける。違法薬物ほどヤバくないから、いい商売だよ。副作用の心配!? 客が欲しがるんだから、知ったことじゃないよ」
こううそぶくのは、族上がりのA氏(30)。美顔、美白といっても、それは薬の副作用で肌の色が白くなるだけの話。死者も出ていて、世界保健機関(WHO)も警告しているが、どこ吹く風だ。だが、このA氏によれば、彼らの数十倍を荒稼ぎしている者たちがいるという。「うちの顧客は日本に来ている中国人だけ。奴らは、もっと大きな購入ルートを持っていて、コンテナで中国に密輸して捌く。現地のマフィアは中国の税関にワイロを渡しているから絶対、摘発されないそうだ。月に軽く数億円の稼ぎがあるみたいだね」(同) また近年では、中国に若い女性を送る裏ビジネスもあるというのだ。
本誌の取材に応じた半グレ組織に属する40代のB氏が、女性を送り込むメリットを、こう解説する。「今は中国で働いたほうが、女性も稼げるよ。向こうでは日本人が人気で、相場は2時間で6万円。3人相手で1日18万円。20日稼動で月に360万円。飛行機代や宿泊費などの経費は知れているから、女性たちも頑張れば200万円ぐらい稼げる。帰国まで全部、こちらで費用は見て、帰国後、手渡しで、まとめて支払う」
送り出す場所は、マカオ、福建省の主要都市だという。送り出しを管理するB氏らと、中国のマフィアで、女性の報酬の残りの約半分を分け合うのだとか。同席した40代の元・反社会的組織代表C氏が続ける。「向こうの店は100%、中国マフィアの息がかかっている。彼らが警察に根回ししてくれているから心配ない。女性は観光目的と偽って中国に行き、1か月働いて帰る。正規の出国だから、密入国のリスクもなければ、パスポートを奪ってタコ部屋に閉じ込めるなんてこともない。