【立教理科工房の実験シリーズ 第1弾】超簡単に「陽炎」を発生させる方法【学生記者】 (3/3ページ)
これらのように、物質の密度や濃度にムラがあることでもやが生じる現象は、「シュリーレン現象」と呼ばれています。
※1 氷やプラスチックみたいに、透明なものは分かりやすいですね。では、紙や金属みたいに、透明でないものは?実は、これらのものにも、屈折率を定義することができます。ちょっと難しいので、詳しいことは、また別の機会にお話ししましょう。
※2 これは、水に砂糖を溶かしたことで、水溶液の電気的な性質が変化したためです。光は、電気と磁気の働きで、空間を伝わっていきます。そのため、水と砂糖水では、光の伝わり方がすこし異なります。これが、屈折率の違いになるのです。
〈大学生のまずこれステップ〉
1透明なコップに、水を注ぎます
2塩や砂糖を、かきまぜずに、水面でゆっくり溶かしていきます
3コップの中を、横から観察してみましょう!
文●Shotaro@立教理科工房