【プロ野球】ついに復帰!ダルビッシュ有、カムバックまでの道のり (2/2ページ)
■着々と復帰に向け歩みを進める
今年は春季キャンプで2月29日に捕手を座らせて投球練習を実施。ブルペンで15球を投げた。
4月13日にはマイナーの打者を相手にフリー打撃で登板し、ひとつずつ階段を登っていく。5月1日には2Aで初の実戦登板を行い2回無失点と結果を残す。ストレートも最速156キロを計測した。
その後もマイナーリーグで登板を重ね、投げるイニングも徐々に長くなる。5月23日には5度目のリハビリ登板を2Aで行い、6イニングで87球を投げ、被安打3、奪三振6、無失点と好投。約1年9カ月ぶりとなる、メジャーへのマウンドへ大きく前進する結果となった。
そしてついに迎える復帰後初登板。ダルビッシュの投球に、日米の野球ファンが注目する。
文=武山智史(たけやま・さとし)