3紙「エース記者」大儲け座談会!日本ダービーはこうなる!(3)過去7年で6連対!1枠の馬が最大の穴 (1/3ページ)
- タグ:
-
週刊アサヒ芸能 2016年 6/2号
-
漆山貴禎
-
山河浩
-
水戸正晴
-
競馬
山河 僕は青葉賞2着のレッドエルディストのほうを評価します。好走する根拠もそろっていますし、この馬が本命です。
水戸 えーっ! オレと同じじゃないか(苦笑)。
漆山 水戸さんもレッドエルディストが本命?
水戸 はい‥‥そうです。
山河 3月に中京の大寒桜賞を勝っていますよね。1勝馬、特に関西馬はダービーを見据えてここを使うようになったんです。実際、過去の勝ち馬は1頭を除いて青葉賞に出走して【3】【2】【2】【2】着と好走。この4頭は全て5、6戦目で大寒桜賞を勝ったわけですが、レッドエルディストは、わずか3戦目での勝利でした。
水戸 私も、この馬が青葉賞に登録した時点で「ダービーはコイツかな」と思ったくらい。青葉賞では単勝をしこたま買ったんだけど(苦笑)、誰が見ても「キレイだな」と思うグッドルッキングホース。特に3歳の若駒は、馬体のよしあしが大きいレースでは結果につながるものなんだ。89年のウィナーズサークル以来となる芦毛のダービー馬が誕生すると思っている。
漆山 ゼンノロブロイ産駒とは思えない鋭さがありますし、青葉賞では勝ち馬にけっこう詰め寄っていますからね。印はつけます。
水戸 何より、血統がスゴい。叔父は仏2000ギニーを含めてGI2勝のオージールールズ。一族にもGI馬がいて、アルボラーダは英チャンピオンズSを2勝している。
山河 スペシャルウィークが勝ったJCで、来日しながら取り消した馬ですね。
水戸 レディジョセフィンという、この馬の母系の祖は、まあ、世界最高の牝系と言っていいから。
山河 四位騎手も今度は2回目の騎乗。勝負師的なところがあるのも魅力です。