人間の魂の重さはどれくらい?魂の計量に挑んだ医師の奇妙な実験(アメリカ) (5/5ページ)

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 ニューヨークタイムズ上での討論を追っていた多くの人たちにとっても、魂を量るという考え方こそがマクドゥーガル医師の研究が討論されるに値すると感じたはずだ。

 しかし1907年では、現代のように現実的なことやテスト可能なこと、証明できることが超心理学を押さえつけていた。

 なぜ光子は粒子や波の性質を両方持つことができるのに、どちらでもないのか?なぜ我々の銀河にはこれほど多くの惑星があるのに、生命体が暮らせる星はわずかしかないかの?この宇宙は実際に解けない謎で溢れている。そして答えはどこかで眠っているのかもしれない。

 一連の実験を作り上げるのに死人の魂は必要ない。計測可能で、物理的宇宙の方が遥かに不気味なのだから。

追記(2020/09/28)2016年05月27日の記事を再送してお届けします。
The Man Who Tried to Weigh the Soul・translated melondeau / edited by parumo


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