人生は78点満点!楽に生きたいなら「78:22の法則」思考を (2/2ページ)
また完璧主義者は「頭が固い」と敬遠されがちですが、短所があることを認めて生きると愛されるもの。
完璧主義ではなく、弱点があるくらいのほうが、多くの人から愛されて、落ち込む回数も減るということです。
■人生は78点が満点だと考えよう
だから人生を100点満点で考えると、完璧主義に陥ってしまいがち。しかし人生は100点満点ではなく、78点満点なのだと著者はいいます。そして、ここで紹介されているのが「78:22の法則」というものです。
地球上は、海が78%で陸地が22%。
空気中の窒素は78%で、酸素など窒素以外が22%。
人間の身体は、水が78%、それ以外が22%。
会社の売上も、上位22%の人が全体の78%の売上を上げているといわれているそうです。
だとすれば、満点は78%だと考えることができるはず。人生のルールも同じで、100点満点ではなく78点満点で考えれば、楽に生きることができるというわけです。
では78点満点で考えたとき、合格ラインは何点なのでしょうか? 著者いわく、毎日の合格ラインは65点。65点をクリアしたら、「いい1日だ」と自分をほめる癖をつけるべきだといいます。
100の仕事が目の前にあって、今日中に100すべてをこなさなければならないと考えると、完璧主義になってしまいます。
だから、がんばったとしても78点で終わらせて、残りの22日は明日の分として残しておく。具体的には、合格ラインを65、満点を78にしていくと長続きするそうです。
■65点で4日仕事すれば260点
つまり著者が訴えたいのは、がんばりすぎるよりも、常に余力を持っておくほうが、毎日を健康的に生きられるということ。
・「きょうはがんばったから100点、翌日は疲れてなにもしなかったから0点、次の日はがんばって100点、その次の日は疲れてなにもせず0点」ということだと、4日後の総得点は200点。
・65点で4日間仕事をした人であれば、4日後には260点。
こうして比較してみると、差は歴然とします、しかも後者は仕事以外のこともする余裕があるので、人生をエンジョイすることも可能。
だからこそ65点主義でいるべきであり、がんばったとしても78点で止めておく。そうすることで落ち込み癖が減り、最終的なパフォーマンスも上がるということです。
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このように、基本的な考え方はいたってシンプル。だからこそ無理なく読み進めることができ、しかも実践しやすいはずです。
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※石井貴士(2016)『イヤなことを1分間で忘れる技術』きずな出版