子どもの死、3割は防げた?問われる「親の監督責任」と事故を起こさないための心得 (2/3ページ)
■事故を起こさないための心得
では、どのように注意すれば、事故を防げるのでしょうか?
(1)乳幼児期
大人は大丈夫だと思っていても、子どもの視点で事故が起きることがあるので、やはり子どもの行動範囲を把握しておくことが重要です。
その上で子どもの事故につながるようなものは遠ざけておく、危ない場所では子どもに注意を払っておくことです。
例えば、下記のようなリスクと対策があります。
・たばこ、化粧品、薬を誤飲しないよう、子どもの見えるところには置かないようにしたり、棚も勝手に開けられないようにロックをする。
・お風呂やキッチンなどは、おぼれたり、料理中に近寄ってきて事故になったりもしますので、目を離さないようにする。
・高いところに住んでいるなら、窓は閉めておく。
・電気のプラグは触れないようにしておく。
など、リスクを極力減らすことを心がけましょう。
消費者庁の「子どもを事故から守る!プロジェクト」というサイトにチェックリストがありますので参考にしてみてください。
(2)5歳~9歳
このくらいの年齢になると、親の目の届かないところでの活動が増えてきます。何でも親が事前にリスクを取り除くのも限界があるので、子どもに対処できるような教育をしておくことが重要です。
1つは命の危険に関わるようなことは、常日頃、話をしておくこと。また、そのような行動をとったときは、厳しく怒って、命にかかわることだから怒ったと伝えるといいでしょう。
もう1つは、小さなけがを体験しておくことです。何でもリスクを取り除くと、どういった行動をとるとけがをするのかがわからなくなります。
例えば、親が見ているところで、自転車で危ないところを走っているとき、大けがになりそうでなければ、多少のけがをすることも考慮して、あえて子どもの行動を見守るのもよいでしょう。
実際に子どもの行動を100%予測することは不可能なので、できるだけ大きな事故にならないところで予防しておくことが重要です。