電気バス完全走行プロジェクト、2025年はオランダ全土に (1/3ページ)

FUTURUS

電気バス完全走行プロジェクト、2025年はオランダ全土に


■ 公共バスはすべて電気バスに

ドイツとベルギーの国境を持つオランダ東南部のブラバント地方、そして南部リンブルグ州で、電気バス走行のプロジェクトが進められている。バスはボルボ社とジーメンス社の共同開発によるもので、給電方式は電気自動車と同様、充電のためのインフラ・システムが運行ルート上に網羅されることになる。

実は、今年に入ってオランダの環境庁は、国内における公共バスすべてを2025年までに電気バスに差し替えると宣言したばかりなのだ。電気バスへの切り替えが、地球に温室効果をもたらす排ガスの削減に献上することはいうまでもないが、走行時に必要な燃料もエミッション・フリーかつ省資源に徹底するという。すでにこの案は、環境庁長官のシャロン・ダイクスマ氏により提議され、議会でも可決されているため、実現化は確定したといえるだろう。


■ 実現化は容易

電気バス走行に使用されるエネルギーには、ソーラーパネルによって集められた太陽光、および風力による発電が使用される。環境や人にやさしいのみならず、電気バスの普及は、将来的に多くのメリットをも生み出すとみられている。たとえば、各バス会社が積極的にエコなバスの開発に取り組む現象が起きるのは必然的であるだろうし、画期的な新技術の開発が進むことも予測される。また、各社がいい意味での「好環境作りへの競争」を行うことにより、エコ化がさらに促されるだろう。

電気バスがオランダ全国を網羅し走るこの計画だが、実現化は比較的、簡単と隣国諸国から見積もられているという。その所以は、国土が狭いため(オランダの国土は日本の九州とほぼ同面積)、全国規模での同時実現がたやすいだろうと考えられているからだ。


■ インフラシステムに関して

しかし、スムーズな走行に欠かせない、充電スタンドのインフラ整備に関してはどうだろう?となると、「国土が狭いのだから、長距離運行の必要もないだろうし、ちょくちょく充電すればいいのでは?」と、考えられなくもない。

「電気バス完全走行プロジェクト、2025年はオランダ全土に」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る