まるでリアルドラクエの世界!?騎士団が築いた城壁に囲まれた世界遺産、ギリシャ「ロドスの中世都市」 (3/4ページ)

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1856年に火薬庫の爆発で崩落し、現在の姿は1937年に再建されたものです。

騎士団長の館というだけあって王族の城とは違って華美な装飾は抑えられており、重厚な雰囲気に満ちています。

館の内部で特に注目すべきは、多種多様なモザイクの装飾。

館内の2階部分の床では動物や神話をモチーフにした精巧なモザイクの競演が見られます。

館自体が質実剛健なつくりであるだけに、モザイク装飾の華やかさがひときわ目をひきます。

そして、ロドスの中世都市を語るうえで忘れてはならないのが、イスラム建築の存在です。

旧市街のなかで独特の存在感を放っているのは「スレイマン・モスク」。

ヨーロッパ出身の聖ヨハネ騎士団はもちろんキリスト教徒であり、彼らがモスクを建てたわけではありません。

オスマン帝国の攻撃を受けて、数で圧倒的に劣る騎士団はオスマン帝国のスレイマン1世と協定を結び、1523年にこの島を去ることとなったのです。

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