ポイントは「3分」以内!聞き手をこちらのペースに引き込む秘訣 (2/3ページ)
■それなりの結果を出せるようになる
ところで多くの人の前でスピーチをするときなどに、最後まで聴衆を話しに引き込むことができず、そのまま終わってしまったというような経験のある人は決して少なくないはず。
しかしこのことについて著者は、「人前でうまく話せるというのは、誰もが感動する奇跡的な一世一代のものすごいスピーチができるということではない」と主張しています。
人前でうまく話せるとは、どんな聞き手でも、聞き手がどんな状態でも、それなりの結果を出せるようになること。
聞き手のフィーリングが合うとき、よい結果になるのは当たり前の話。つまり、聞き手の間合いや、「なんとなく波長が合わないな」というときでも、それなりに引き込みながら、ペースをつくっていけるかどうかが重要だということ。
■こちらのペースに「引き込む」秘訣
しかし、そうはいってもそれは簡単なことではないはず。しかしネタづくりにおいては、たとえ自分の調子が悪かったとしても、聞き手をこちらのペースに引き込んでいくための秘訣があるのだそうです。
それは、“テンションをマックスにして話すことのできるフレーズ”を“開始3分以内”に組み込んでおくこと。
たったそれだけのことで、絶大な効果を生み出せるというのです。
■テンションポイントを用意して話す
「テンションは心のボリュームである」と著者はいいます。
カラオケで絶叫したり、思いっきり声を出したりするなどエネルギーを解き放つことで、余計な力が抜けて気持ちが楽になることがあります。心のボリュームをマックスにするとは、これに近い状態だというのです。
だからこそ、不完全燃焼になってしまうことを避けるため、心のボリュームをマックスにできるポイントを意図的に用意しておくべきだということ。
そうすれば集中力も増し、雑音(雑念)が消えて緊張の緩和にも役立つそうです。
では、具体的にどうすればいいのでしょうか? そのことを説明するため、著者は次の2つのフレーズを比較しています。