【調査結果】男性は40,50代でプライベートの悩み増、女性は30代がピーク ~2015年度EAPサービス利用の相談傾向分析より~ (1/3ページ)
従業員支援プログラム(以下、EAP※)事業を手掛けるピースマインド・イープ株式会社は、毎年度のEAP利用者の相談傾向を集計・分析して「EAP白書」として発行しています。今般2015年度版「EAP白書」の内容を、ピースマインド・イープ株式会社の調査・研究機関である国際EAP研究センターと共同して分析した結果、以下の有用な知見を得ましたのでご報告いたします。
■ 調査概要
【調査期間】2015年4月~2016年3月
【調査対象】ピースマインド・イープのEAP利用者から抽出した2,450名(男性1,297名、女性1,153名)
※EAP(従業員支援プログラム):“Employee Assistance Program”の略称で、職場の生産性を向上させるために、行動科学の観点から個人や企業に解決策を提供するプログラムを指します。従業員一人ひとりが十分に能力を発揮し、組織全体が健康に機能できるように、従業員と組織の双方にコンサルテーションやサポートを行います。職場のストレス、上司や部下との人間関係、キャリア、プライベートな悩み(夫婦関係、育児、介護等)など、多様な相談テーマに対応し、従業員が健康な状態で安定して働く力をサポートします。
■ 今回の調査結果のポイント
1. 男性は年齢とともにプライベートに関する相談が増加、女性は30代でプライベートに関する相談の割合がピーク(図1)
男性女性ともに、全年齢層を通じて職場に関する相談が半数以上を占めます。男性では年齢とともにプライベートに関する相談の割合が一貫して上昇する特徴がありました。特に男性の50歳以上では約4割をプライベートに関する相談が占めています。一方、女性では30代にプライベートに関する相談のピークがあるのが特徴となっています。
2. 職場に関する相談: 男性の30歳未満で「対人関係」、女性の40代以降で「対人関係」に関する相談が多い(図2,表1)
職場に関する相談に限定すると、男性では30歳未満において「対人関係(仕事上)」に関する相談が比較的多く、30代において「仕事の問題」が多い特徴がありました。