【海外出産奮闘記#3】ボロボロの「乳首と肩こり」に疲労困憊…。~気遣い母のお産扱いとドタバタ第一子出産編~ (1/3ページ)
大学卒業後、まともに就職活動もせず、ふと見つけた広告に応募し採用され、現代美術ギャラリーで楽しく働く私に向かって、ある日母はこう言放ちました。
「あんたはきっと“いきおくれ”て、30過ぎで猫と一緒に1人暮らしするんでしょうね」と……。
しかし、人生には時に天変地異の如き出来事が降り掛かります。25歳で出会った彼と、次の日からおつきあいをスタート。半年後に妊娠、入籍する事に!
おめでたを経て怒涛の渡米から、夫とギクシャクのマタニティライフをお届けした前回。
「誰かのお母さん」になりつつある不安に駆られるも、夫婦手を取り合い歩みだしたのでした。
今回は「ドタバタ第一子出産編」をお届けします。
■新婚生活はたった1ヶ月で終了…そして母と夫との「3人暮らし」がスタート!
娘の初産に前後1ヶ月を、と父に了承を取り、母が張り切って単身アメリカへやってきたのは、私たちの渡米1ヶ月後のことでした。
つまり、私たちが2人きりの新婚生活を送ったのは、わずか1ヶ月というわけです。
私たちが住む事になったのは、大学院の学生寮でした。家族世帯用の寮なので、いわゆる2DKや3DKなどの間取りもあります。ですが私たちは子どものいない夫婦世帯ですので、割り当てられたのは“スタジオ”という、広い1ルーム。
この仕切りすら無い部屋で、これからしばらくの間、母と夫との3人暮らしがスタートしました。
しかしながら、束の間の新婚生活を、内心こっそり名残惜しんでいた私は、まだこの時“のんき過ぎる自分”を自覚していなかったのです。
■なかなか来ない陣痛、「母と私の間の隔たり」
初産にはよくあることですが、多分に漏れず私も、予定日を過ぎてもしばらく弱い陣痛が続きました。
当たり前ですが初めての妊娠です。本格的な陣痛がなかなか来ない事は、それまで健康な妊婦だった私には、取り立てて大きな問題とは思えません。
のんびりと「いつか陣痛は来るだろう、赤ちゃんはちゃんと出てくるだろう」と構えていました。