社会人に聞いた! メンタルが弱い後輩を叱るとき、気を付けるポイント4つ

学生の窓口

とにかくオブラートに!? メンタルが弱い後輩を叱る際に気を付けていること

大学生のみなさんは、アルバイト先やサークルの後輩を叱ったことはありますか? 「叱られるうちが花」とはよくいったものですが、叱る立場になると、相手が辞めたり休んだりしないように配慮しなければいけないこともありそうです。今回はメンタルが弱い後輩を叱る際に気を付けていることを、みなさんの人生の先輩である社会人に聞きました。

■言葉選びを慎重に

・キツイ言葉を使わないこと。子供を叱るようなイメージで言い聞かせること(28歳/女性)
・要点だけをしっかり伝える(23歳/女性)
・オブラートに包みまくる(27歳/女性)
・言葉選びを慎重にしている。また、声のトーンや大きさにも配慮する(36歳/女性)
・柔らかい言い方を心がける(24歳/女性)

とにかく怖がらせないようにすることが大切なようです。萎縮させてしまうと、またミスにつながったりもしますもんね……。

■ほめつつ叱る

・最後はほめて終わる(29歳/女性)
・最初によかったところをほめ、『でもこうした方がよい』といった具合に指摘する(43歳/男性)
・ほめてから、ひとつ注意する(54歳/男性)
・怒ったところと別のところをほめる(25歳/女性)
・よいところをほめながら、直すところをつたえる(29歳/男性)
・まずはいつもがんばっている姿をほめてから、ここも直していこうねと注意する(31歳/女性)
・できるだけほめながらダメなところだけ指摘する(27歳/女性)

叱るだけではなくアメとムチをセットにして話すことで、ショックを少しでも和らげる方法。まずは褒めるポイントを探す必要もあるので、叱る側にもテクニックが問われますね……。

■改善策を提案する

・〜したほうがいいよとアドバイスするだけ(22歳/女性)
・叱るのではなく、『今回はここがこう悪かったから、今後はこうしていこう』と改善策を示すようにすること(31歳/女性)
・これはダメだと否定的に言うのではなく、こうしてほしいと提案、頼む形で注意する(29歳/男性)
・否定せず、こうやったら良いんじゃないかなということを説明(35歳/女性)
・こうしたらいいのかもね。とフォローする(42歳/女性)
・〜した方がいいんじゃないかなーと思うよ、というふうにやわらかに伝える(41歳/女性)

ミスをしてしまったのは事実。怒りたい気持ちもわかりますが、「どうしたらそれを改善できるか」を一緒に考えてあげることで、建設的な雰囲気にすることができるようです。思っていても、なかなかやるのは難しいのでしょうけどね……。

■フォローを入れる

・しっかりとフォローする(38歳/男性)
・まず冷静になって、言葉を慎重に選ぶ。叱った後にフォローを入れる(28歳/女性)
・後々のフォローを欠かさない(28歳/女性)
・叱り過ぎたと思ったら、後でフォローする(32歳/女性)
・間違ったことを指摘した後は、あなたならできると思うから言うんだけどねとか、あなたはもっとよくなる人だから大丈夫だよと、フォローしておく(45歳/女性)

叱ったあとにはしっかりフォロー。凹みっぱなしだと、相手もやる気が出ませんもんね。

感情的にならず言葉を選んで、改善策を伝えるようにして、叱りすぎた場合にはフォローを入れる。皆さんメンタルが弱い相手に対して叱る場合には、さまざまな工夫をしているようでした。「そこまでしなくてもよいのでは!?」と思うくらいの配慮があったほうが、長期的に見たときには相手もこちらも気持ちよく仕事ができるのかもしれませんね。

あなたはメンタルが弱い後輩を叱るなら、どのように叱りますか?

(カツセマサヒコ/プレスラボ)

マイナビ学生の窓口調べ
調査対象:マイナビウーマン会員
調査期間:2015/3/25〜2015/3/30
調査人数:社会人男女488人

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