宇宙人は確実に存在した。米天文学者が公式発表 (2/5ページ)
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第一の要素は、毎年誕生する恒星の数だ。第二は、そこに惑星が存在する確率。さらに生命が存在できる位置を軌道する恒星あたりの惑星の数(生命には水が必要であることを想定)、そうした惑星において実際に生命が誕生する確率、その生命が知的に進化する確率、高度な技術文明を築く確率(電波を発するようになる確率)と続く。そして最後が技術文明の平均的な存続期間である。
ドレイクの方程式はアインシュタインのE=mc2とは違い、普遍の法則を表したものではない。筋道のたった議論を呼ぶための工夫であり、宇宙人文明に関する答えを導き出すために知るべきことを示したものだ。1961年当時においては、第一の要素、すなわち毎年誕生する恒星の数だけが把握されていた。そして、その理解のレベルはつい最近までさほど変わらなかった。
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だからこそ、地球外文明に関する議論は結局は楽観論か、悲観論にまとめられてきた。例えば、惑星で生命が誕生する確率はどうだろうか? 楽観論者なら、洗練された分子生物学的モデルを援用して、それなりに大きな確率を導くだろう。一方、悲観論者は自分で集めた科学的データを提示して、確率は0に近いと論じる。しかし、生命を宿す実例(地球)が1つしかないのだから、どちらが正しいのかなかなか判断できない。
あるいは文明の平均存続期間を考えてみよう。