宇宙人は確実に存在した。米天文学者が公式発表 (3/5ページ)
人間は無線技術を使用するようになってまだわずか100年程度であるが、はたして我々の文明はあとどれくらいもつだろうか? 千年以上? 数万年? それとも数千万年? ……仮に文明の平均存続期間が短ければ、銀河はほとんどの時間で誰もいないままだろう。しかし、やはり実例が1つだけでは悲観論と楽観論の戦いに決着をつけることはできない。
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新たな発見で我々の文明が宇宙初の文明ではないことが明らかに
しかし最新の知識は、この論争からいくつかの不確実性を取り除いた。今やドレイクの方程式の7つの要素のうち、3つまでが明らかとなったのだ。すなわち、毎年生まれる恒星の数は判明している。恒星が惑星を有する確率はほぼ100%だ。そしてその20~25%は生命が存在しうる距離を公転している。こうして、我々は初めて地球外文明について確かなことを言える立場に立った……問いが正しければではあるが。
最近の論文で、サリバン氏とフランク氏は、ドレイクの方程式の焦点をずらしてこれを試みている。いったいいくつの文明が現存するのかと問うのではなく、我々の文明がこれまでで存在した唯一の技術文明である確率を問うてみた。こう問うことで、文明の平均存続期間に関する要素を回避することができる。こうして、不確定な要素は3つ(生物の誕生、知的生物への進化、技術的能力)になる。これは1つの生物工学的確率としてまとめることができる。
この確率は低く、したがって別の技術文明がおこる確率も小さいままであるという考えもあるかもしれない。だがこの計算によれば、この確率が極めて低いものだったとしても、人類の文明が宇宙初の技術文明ではない可能性は意外に高いことが明らかとなった。特に、ハビタブルゾーンにおいて文明が進化する確率が100億の1兆倍分の1以下でないかぎり、我々の文明は初の文明ではない。