「Ameba」がネット時代に生きる10代有権者の意識調査を実施 (5/7ページ)

バリュープレス



■候補者自身だけでなく、第三者の声も拾える「ソーシャルメディア」
インターネットは、政治について一定の関心を持つことさえできれば、ユーザー自身で情報を引き出していくことができます。特にソーシャルメディアについては、候補者自身だけでなく、個人などの第三者が発信した情報にも触れることができるため、様々な視点の声を拾うことができるツールと言えるでしょう。

そして今の10代は、ソーシャルメディアを使いこなしている世代。今回の調査においても、「候補者のブログでの言葉遣いをチェックする」、「コメント欄への反応をみる」、「Twitterで候補者名を検索して評判を調べる」など、ネットネイティブならではの情報収集のアイディアが寄せられています。まずは「自分にとって身近なツールで情報に触れてみる」というのは意味のあることだと思います。

■インターネットを活用した情報収集における注意点とアドバイス
ただしそのぶん、インターネットは、自分がもともと関心の高いテーマやトピックスばかり見てしまいがちな側面がありますので、意図しないうちに情報が偏ってしまう可能性もあります。インターネットで得た情報を、TVや新聞、雑誌などのマスメディアで発信されている情報などとも見比べてみるなど、常にフラットな視点を心がけることが重要です。

また、発信されている情報の「内容」だけでなく、「誰が」「何を目的に」発信しているのかに注目するのもポイントです。「どのような立場の人が発信しているのか」を意識したり、「発信者が特定の政党や支持団体の関係者ではないか」など懐疑的な目を持ったりしながら情報を見ていくことは、インターネットやソーシャルメディアに限らずとも必要な視点と言えます。

■西田亮介(にしだ・りょうすけ) 社会学者
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は情報社会論と公共政策。情報化と社会変容、情報と政治(ネット選挙)、社会起業家の企業家精神醸成過程や政策としての「新しい公共」、地域産業振興、協働推進、日本のサーフカルチャーの変遷等を研究。著書に『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)、『ネット選挙とデジタル・デモクラシー』(NHK出版)ほか。
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