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人工知能が反逆することを想定した非常停止ボタンを開発した──ってネットで公開したのでAIに悟られないか?

Photo credit: itspaulkelly via Visualhunt.com / CC BY-NC

このボタンがあれば、ターミネーターは生まれない?

加速度的に進歩しようとしているAI(人工知能)は、果たして人間に反逆するのだろうか。

研究者達はその可能性を否定してはいない。

そのため、Google傘下で人工知能を開発しているDeepMind社とオックスフォード大学の研究者らは、AIが人間の言うことを聞かなくなった時のために、「big red button」と呼ばれる非常停止ボタンの研究に関する論文を発表した。

しかし、ことはそう簡単ではないようだ。


■ AIが人間に反逆する危険性

このところ、ディープラーニング技術により、AIの性能は加速度的に進歩している。

前述のDeepMind社の囲碁ソフトAlphaGoが、「囲碁界の魔王」との異名を持つ最高峰の(人間の)棋士であるイ・セドル氏に勝ったことも、まだ記憶に新しい。

研究者の中にもAIが100年以内に人間を超えると考えている者たちは多く、その危険性も話題に上っている。

また、著名人達も懸念している。英国の宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士やテスラモーターズとSpaceXのCEOであるイーロン・マスク氏もAIの進歩に警鐘を鳴らしており、彼らは非営利組織のFLI(Future of Life Institute)を通して、自律ロボット兵器の禁止について国連に訴えているくらいだ。

そして今回、DeepMind社はオクスフォード大学のFHI(Future of Humanity Institute)と共同で、AIを停止させる仕組みに関する論文を公開したのだ。

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