ソーラーパワーで発進!限りなくエコな、リカンベント式カーゴバイク (1/3ページ)
太陽光によって作動するモーターを搭載した、リカンベント式カーゴバイクが誕生する?と西ヨーロッパ諸国内でちょっとした話題を振り撒いている。まだこれは試作段階にあるが、将来的に、リカンベント・バイクの活用選択肢がさらに増える可能性を秘めたマシン、ともいえるかもしれない。
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■ サイズの大きさも話題に
このカーゴバイク「8rad」はまず、世界一といわれるそのサイズが話題となっている。なんと、全長が5メートル、幅は2メートル、として車輪は8個と、一般のカーゴバイクとはスケールが違うのだ。考案者はドイツ人のニコ・ユンゲル氏である。しかし彼はなぜ、こんなに大きなバイクを製作しようと思い立ったのだろうか。この疑問に対しユンゲル氏は、「僕のライフスタイルに、ぴったりくる乗り物を作ってみたい、と試行錯誤している中で生まれたんだ」と答えている。
実はユンゲル氏は数年前、それまで住んでいたフラットを売り払ったという。これは、ノマド的なライフスタイルを充実させるためで、移動手段としてバンを購入したのだが、それを駆って仕事場へ行く途中、「何か、違う」と感じ、「ならば自分で、その“何か“を作ってしまおう!」と思い立ったのだそうだ。バンと違って排ガスを出さず、環境にやさしい移動手段を…と考案を重ねる中で、このカーゴバイクの構想が生まれたのだという。
■ 完全オリジナル作品
しかし、構想自体は秀逸でも、実際に自分の手で制作するとなると話は違った。サイズが全長5メートル、という構想スケールも大きいが、彼自身、カーゴバイクはおろか、こういったもの自体を組み立てた経験すら持っていなかったというのだから、さぞ仕上げるまで苦労を要したことだろう。
ユンゲル氏は考案中、ベルリンへ引っ越したこともあり、友人たちの助けを借りながらプロジェクトを進めることもかなわなかったため、インターネットからの情報を集め、知識をひとつひとつ増やしていき、それらの情報を組み合わせつつ、見よう見まねで制作を進めた。また、道端に停車してあるミキサー車やトラックなど大型車の下にもぐりこんで観察を重ねることも役立ったという。