ソーラーパワーで発進!限りなくエコな、リカンベント式カーゴバイク (2/3ページ)
インターネットがなければ、この全過程をふむことは不可能だった、と彼は振り返っているが、それでも幾度もの失敗を繰り返し、専門家からのヘルプを求めようか、と考えたことも多多あったという。しかし、彼の性格がそれを許さなかったようだ。
「5メートルのカーゴバイクをたった1人で作るなんて、無謀なチャレンジだったかもしれない。でも僕は、1度決めたことは、何から何まで一人でやり遂げたい性格だから、くじけずに突き進むしかなかったんだ」。
■ リカンベント式自転車とは?
リカンベントとは簡単にいえば、身体を後方に倒し、背もたれにもたれかかった状態でこぐ自転車のことだ。通常の自転車であればサドルに座り、足をペダルに乗せて上下に回転させてこぐところだが、リカンベントでは、イメージとして宙に向かって足をつき出すようなスタイルでペダルをこいで進むため、一般の自転車と決定的に違う点はここにある。
乗ってみた人でなければ、その使用の爽快さはわからない、といわれるリカンベントだが、出せるスピードや乗り心地のよさは普通の自転車以上と評価する人も多い。また、いわゆる仰向け状態で足を突き出して漕ぐこのスタイルが特に足のシェイプアップに最適といわれ、痩身に期待をかける女性たちの利用者数が西ヨーロッパ諸国では急上昇中だという。

■ ソーラー・エネルギーで作動するモーターを搭載
このようなメリットも見込めるリカンベントに注目したユンゲル氏には、先見の明があったといえるのかもしれない。環境にやさしいこの「大型自転車」は将来、自動車やバスに代わるエコな乗り物になる可能性を秘めているわけだ。
彼が現在、青写真として研究を進めているのが、太陽(ソーラー)エネルギーで作動するモーターを搭載したカーゴバイクである。太陽エネルギーを収集するためにはもちろん、ソーラーパネルやモジュールは不可欠だ。