その道22年のアナウンサー直伝!心を動かす話し方4つのスキル (2/3ページ)
この上がり下がりによって、感情や気持ちの変化を表現することができるということです。
■2:強調(プロミネンス)
私たちは普段の会話においても、特に大切でしっかりと伝えたいところは自然と際立たせて話しているもの。
このように、文章の途中で単語やフレーズを際立たせることが「強調(プロミネンス)」。
ちなみにプロのアナウンサーなどは、言葉を「立てる」といういい方をすることもあるのだとか。
ただし強調するといっても、単に強く発音すればいいというものでもないようです。
もちろん、その部分を強く(声を大きく)して発音すると強調になるわけですが、他にもいろいろな方法があるというのです。
具体的には、声を高くしたり、その部分だけをゆっくり発音してみたり、強調したい言葉のすぐ前に間(ポーズ)をとったりしても強調することができるといいます。
■3:間(ポーズ)
著者によれば、早口で悩んでいる人の原因は、緊張しているからなのだそうです。
人は誰でも、息の切れ目、文節の切れ目、次の言葉を考える瞬間など、そのときに応じた一定の間(ポーズ・静寂・沈黙)を無意識にとっているもの。
そして、この間をうまく使うことによって、早口の人であっても、それほど早口には聞こえない話し方にすることができるのだといいます。
緊張すると余裕がなくなり、一瞬でも話に空白ができることを恐れてしまいがち。空白が怖いから間を取れない、間を取らないからますます早口に聞こえてしまう。そんな悪循環に陥ってしまうということ。
だからこそ勇気を持って、間を使えるように練習することが大事。
■4:緩急(チェンジオブベース)
話にメリハリをつけるには、「抑揚」「強調」「間」の他に、速さをコントロールする技術が有効。
「緩急自在」という言葉がありますが、ときにスピードを上げてテンポよく、ときにゆっくりとていねいにと、波をつくようにするわけです。