会議やプレゼンで使える! 自分の意見を効率よく伝える方法「エレベーター・ピッチ」のコツ

「取引先で自社商品を紹介する」「上司に自分のプランを持ち込む」など、ビジネスの場では、日々多くの「プレゼン」が行われています。とはいえ、この「プレゼン」に対して、苦手意識を持っている方が多いのも事実。今回は自分の意見やアピールポイントを効率よく伝えるために、ぜひ知っておきたい話し方のコツ「エレベーター・ピッチ」を紹介します。
■エレベーター・ピッチとは?
エレベーター・ピッチとは、アメリカのシリコンバレー発祥のセールストークです。シリコンバレーと言えば、IT産業の中心地。多忙な人も多い中、起業家たちはごく限られた時間で、プランの魅力を精一杯アピールすることが求められます。
このときに、目安となるのが「エレベーターに乗って移動している時間」です。誰もが足を止めるこの時間は、起業家にとって大きなチャンス! 時間にして、わずか30秒。文字数にして約250文字でアピールできなければ、成功が難しいと言われています。これがエレベーター・ピッチです。
■実践! エレベーター・ピッチ
エレベーター・ピッチで使える時間は、ごく限られています。その時間で最大限のアピールを行うためには、事前の準備が不可欠です。まず意識したいのは、相手が理解しやすい文章構成であること。相手から「どういうこと?」と聞き返されるようでは、タイムオーバーになってしまいます。
エレベーター・ピッチを実践するなら、会話の冒頭で自己紹介をしたらすぐに本題に入りましょう。相手に伝えたいことを明確にしたら、「自分のプランが持つ価値」「相手にとってのメリット」をプレゼンします。このときのコツは、できるだけ具体的な数字を出すこと。「弊社の売上は前年比15%増で推移しており、3年後には〇〇円まで上昇する見込みです」などと説明すれば、自身の説明に説得力を持たせられます。最後に忘れてはいけないのが、相手の返答を確認することです。相手に決めて欲しいことを具体的に示し、それに対する回答をもらいます。
とはいえ、30秒でプランの全てを伝えることは、事実上不可能です。ここでのプレゼンは、あくまで「つかみ」。自分の目的と魅力を伝え、それに対する相手からの返答を聞いたら、話しをまとめるのは次の機会にしましょう。
■簡潔に、わかりやすく……日常生活でのメリット
アメリカでは、エレベーター・ピッチは「デキるビジネスマン」の必須スキルだと言われています。日本ではまだ、そこまで求められてはいませんが、エレベーター・ピッチのトレーニングをすることで、簡潔に、わかりやすくプレゼンをすることが可能になります。
忙しい上司に報告をする際や、日常の業務報告でも、「自分の伝えるべきこと」に的を絞って話すことができるはずです。取引先相手のプレゼンでも、的さえ絞れていれば、内容はブレません。エレベーター・ピッチで伝えるべきことを確認したら、そこに必要な情報を肉付けしていきましょう。
エレベーター・ピッチを実践するために必要なのは、自分自身の考えをまとめる習慣を身に付けること。また「自分が伝えたいこと」の本質を見極めることです。小さなチャンスを逃さず、仕事がデキる人になるため、ぜひ訓練してみてはいかがでしょうか。
(ファナティック)